入れ歯(チタン製 金属床)+審美歯科(セラミック)+咬み合わせの改善 吹田市 江坂
2014年1月9日
入れ歯で咬めるように治療して欲しいと来院されました。
丈夫な入れ歯をご希望されましたので、
チタンによる金属で作製させて頂きました。
(チタンは丈夫なため、非常に薄くすることが可能です。)
上顎の方は、出来るだけ粘膜部を出して、
食事の際の暖かさや冷たさを感じやすくし(熱伝導性)、
味を感じやすくし、なおかつ、
異物感を出来るだけ少なくする設計にしております。
銀で被してある歯の形態が、平たくなっており、
咀嚼効率が悪いため、ちゃんと山と谷のある歯に置き換えております。
咬み合わせの改善を兼ねて、セラミックにて治療させて頂きました。
「正面」
「上顎」
「下顎」
「銀歯→ジルコニア、メタルボンド」と「金属のばねのない入れ歯」
2012年12月13日
左下の一番奥の歯が親知らずなのですが、
お口全体の咬み合わせを安定させない原因になっておりました。
その為に、左上、右上、右下と奥歯全体に、
歯にとって弱い方向から無理な咬む力がかかり、
局所的に歯周病が進行していた症例です。
まずは、歯周病の治療をさせて頂き、
被せ物の土台となる歯茎や骨の健康を獲得してから、被せ物の治療に入りました。
右下は、オールセラミックの中で一番強度のあるジルコニアで、
左下は、入れ歯が入りますので、
入れ歯の手前の歯にひっかける際に、
咬み合わせる面に金属が乗ってくる事より、
金属付きセラミック(メタルボンド)で治療させて頂きました。
今では、非常に咬み易くなって、お口の中も気持ち良くなったと喜んで頂きました。
マグネット義歯(磁石を利用した入れ歯 精密チタン床義歯) 吹田市 江坂
2012年12月10日
上顎の総入れ歯の症例です。
無口蓋の総入れ歯です。
通常のケースでは、下の写真の様に、
上顎全体を覆う様にします。
理由は、入れ歯が小さいと落ちてくるからです。
落ちてこないようにする為に、出来るだけ入れ歯を大きくし、
陰圧といって、入れ歯と歯茎の間に空気が入らないようにして、
ピタッとくっつかさせます。
歯茎の型をとった後に、
一旦保険適用の入れ歯と同じ様に、透明のプラスティックを用いて作成し、目に見える形で、
どこにも空気が入っていない事を確認してチタンを用いた金属床を完成させた様子です。
(※チタンは軽く、強度があり、薄くできますので違和感が少なく、非常に優れた材質です。)
しかし、
このケースでは、歯茎の土手が良い状態で残存し、
歯を作れる程ではありませんが、まだ使える根っこがありましたので、
抜歯をせずに、磁石を根っこに付けて、入れ歯の安定に利用しました。
入れ歯は、
プラスチィックだけでは、咬んでいる力によって、たわみ、破折して壊れる事がありますので、
内側は、チタンにて補強させて頂きました。
入れ歯も小さくなった分、違和感も減り、非常に楽で、
その上、入れ歯が動かなくなり、食べやすくなったとの事でした。
そして何よりも、お食事の際に、温度が直接粘膜に伝わりますので、
美味しくなったと喜んで頂きました。
あまりにも違和感がないので、
夜寝ている時も入れ歯を入れたままにされているようで、
歯茎が赤くなっております。
夜寝る時は、入れ歯を外して、歯茎を休ませてあげて下さいね。
チタン床義歯(総入れ歯)+咬み合わせ治療 豊中市
2012年12月2日
完全に咬み合わせが崩壊しております。
奥歯で咬む事が出来ないので、前歯でしか咬めません。
その為、咬む力によって揺すられ、下顎の前歯の歯茎が赤く、大きく腫れており、重度の歯周病になっていました。
まず歯茎の治療をさせて頂き、
上顎は入れ歯で、下顎の歯は被せ直して、
再度、咬み合わせの再構築をさせて頂きました。
上顎は、チタンによる金属床ですが、
もともとあった3本の歯を抜歯をせずに、入れ歯の安定に利用しております。