2013年02月13日
最近は、
マスキング(芳香剤等)からデオドラント(無臭)の時代になりました。
インターネットやテレビで口臭やドライマウスの特集をよく見かけます。
舌磨きを歯科医院で勧められた方も多々いらっしゃると思います。
舌磨きは、
基本的に末期癌等の終末医療で行われ、健常者ではまずありえません!
ご自身でブラッシング出来ず、誤飲性肺炎等を起こしてしまう可能性のある場合のみです。
目、鼻、お口と同じ粘膜ですが、
目をブラッシングされる方は、おられませんよね。
舌も鈍感なだけで、粘膜ですから、歯ブラシで磨いたり、こすったりすることは、
医学的に、まず、ありえません!
舌を磨くと一瞬スッキリしますが、またしばらくすると、臭い出したり、不快感が出てきます。
その結果、その度に舌磨きを続けると、ドライマウスをも引き起こし、さらに進行させ、
その上、舌にある味覚を感じる細胞が破壊されて、味覚異常を起こし、
さらに悪化すると、舌痛症といって、絶えず舌がヒリヒリしてきます。
何ひとつ良い事はなく、症状を悪化させるだけなのです。
正しいオーラルケアを行えば、改善できますので、
気になる方は、是非遠慮なく、ご相談下さい。
2013年02月10日
オーラルケア商品は、
毎日数回、赤ちゃんから人生の最後まで使い続けます。
その為には、絶対に「安全」でなくてはなりません!!
もし飲み込んだ場合、赤ちゃんでも妊婦さんでも、絶対に「安全」である事が大切です。
実は、恐ろしいことに、
ドラッグストアー等で市販されている歯磨き粉やお口のリンスには、
ほとんど、合成界面活性剤やアルコールが含まれております。
①合成界面活性剤 (発泡剤;ラウリル硫酸ナトリウム)
非常に泡立たせる発泡作用や、フワフワ感を出す柔軟作用等があります。
台所用洗剤や洗濯用洗剤に入っているものです。
実は歯磨き粉の中にも、台所用洗剤の2~3倍入ってると言われております。
お口も目も、鼻も同じ粘膜ですが、
例えば、目にシャンプーが入ると、ものすごく痛いですね。
毎日、お口に入れるものですから、シャンプーより気にしたいですね…
非常に毒性が強く、どんなにうがいしても、お口に残ります!
そして、、体内に吸収されて決して分解されることもなく、どんどん蓄積され、
アトピーや手荒れ等、アレルギーを起こすきっかけにもなる可能性があります。
その他に、
舌には味を感じる味蕾(みらい)という細胞があります。
この味蕾がラウリル硫酸ナトリウムによって、
損傷を受けて、味覚に対してどんどん鈍感になっていきます。
その結果、味付けがどんどん濃くなり、
2次的に内臓疾患を誘発させるきっかけとなります。
②アルコール
アルコールは、蒸発するときに熱と水分を瞬間的に奪います。
これが、細菌の細胞膜を壊して、殺菌するしくみですが、
結果的に、お口の水分を失くし乾燥させ、どんどんドライマウスになっていきます。
リステリンやモンダミンなど、エタノールが非常に高い濃度で含まれており、
ピリピリする原因です。(ちょっと痛いですよね)
粘膜に対しても、非常に強い刺激があるのを、
感覚的にも、お分かり頂けれると思います。
実は、その事も、口臭の原因になります。
特に、歯磨き粉やお口用のリンスは、
絶対にナチュラルでなければいけません!!
ブラッシングしても、うがいしても、
乾燥せずに保湿が出来る商品が理想と考えます。
その上、口臭もなくなれば、もっといいですね。
オーラルケア商品は、いわば、一生のパートナーです。
テレビのコマーシャルに惑わされず、
自分の体は、自分で守る!
小林歯科クリニックでは、
理想的な性能の高い商品を揃えております。
気になる方は、遠慮なくご相談下さい。
2013年02月10日
もし、唾液がなくなると…?
そんな事を考えた事はない、という方がほとんどだと思います。
食べれない、飲み込めない、喋れない、お口の中は細菌の巣窟になり、
細菌の感染によって、ヒトは3日で死ぬと言われております。
実は「唾液」って、スゴイんです!
血液と比較して、栄養分がないだけで、同じです。
いわば、お口の血液です。
医学的にはいくつもの作用がありますが、
代表的には3つあります。
①食べる事。
食事する際に、良く噛む事によって、分泌され、食物を飲み込めます。
炭水化物の分解を行います。
②会話
講演会の時に、よく演者の方が話しやすい様に、お水の入ったコップがありますね。
唾液が減ると、喋りづらくなります。
③免疫(殺菌作用)← これが、一番大切です!
お口を開けているだけで、外からウイルスやバクテリアが、沢山入ってきます。
病気にならないのは、唾液が殺菌してくれているからです。
赤ちゃんが唾液がしっかり出ている時は、風邪を引きませんね。
かたや一方では、もともと、みなさんのお口にも、
たくさん、常在菌としてバイ菌が住んでいます。(腸内細菌と同じです)
しかし、それらの細菌がすべて悪いのかというと、そうではありません!
善玉菌である見方になってくれる細菌が、
他の細菌や悪玉菌が、お口の中で、はびこるのを防いでくれてます!
実に、よく出来ています!
このように唾液はすごい力を秘めています。
2013年02月2日
検診のたびに虫歯ができている…
ちゃんと歯を磨いているのに、虫歯ができてしまう…
など、気になる方へ。
当院では、虫歯の治療だけではなく原因も調べる事が可能です。
価格 ¥3,150 (税込)
お口の中に食べ物が入ってくると酸性になります。
酸性の状態になると、歯に穴があいてしまうのです。
酸性の状態から中性に戻してくれるのが、唾液です。
①虫歯菌のAttack Power (虫歯菌の強さ)
右側の黄色に近づくほど、酸性度が強く、歯が溶けやすいです。

(例)

酸性度が、やや強く注意が必要です。
②唾液のDefence Power (唾液の強さ)
右側の黄色に近づくほど、お口の酸性を中性にする性能が弱いです。

(例)
⇒
唾液の中和力が非常に弱く、正しいオーラルケアが必要ですが、
小林歯科クリニックの治療を受けられた後、極めて改善出来ました。
それぞれ、お口に合ったオーラルケアについて、ご提案させて頂きます。