審美セラミック治療

大切なのは、お口全体のバランス
「美しさ」と「機能性」の両立で
あなたの笑顔に輝きを与えます

「精密機器」の活用
歯科技工士との「密な連携」
「ガミースマイル」の治療も可能

歯周病に侵させたお口をセラミッククラウンで改善した症例

歯周病で崩壊したお口をセラミッククラウンで治療した症例

虫歯で審美性が損なわれた歯をセラミッククラウンで改善した症例

八重歯をセラミック治療で整えたケース。

前歯部の形態と過蓋咬合気味の歯並びをセラミック治療で整えたケース。

前歯部の審美性をセラミッククラウンで整えたケース。

前歯部をセラミッククラウンで整えたケース。

バランスの悪い前歯部をセラミックで整えたケース。

「銀歯」を白い歯へ変えたり、歯の「形状」や「色」を整えたり、歯に関する審美的なお悩みを解消するのが「セラミック治療」です。

一般的なセラミック治療は「外見の改善」に重点を置き、審美性のみを追求しますが、「機能性」や「歯と身体全体の健康」も大切な要素です。そのために、当院では下記にこだわり治療を行っています。

☑「主観的な美」と「客観的な美」の融合
☑「精密機器」で美の長期安定
☑「歯科技工士」との連携

それぞれご説明します。

誰が見ても「美しい歯」を追求します

セラミック治療において、患者さんの理想を追求するのは当然です。治療後に「自分のイメージと違った」といったことが無いよう、当院では、可能な限り患者さんの理想に近づけるために、治療の各ステップでイメージのすり合わせを行っています。

治療前の「カウンセリング」

治療開始前には、患者様の希望や目指すイメージを具体化します。模型や過去の治療例を見ながら、治療後のビジョンを共有します。

「ワックスアップ模型」の活用

患者さんのお口の型を取り、それを基に歯の形や配置を具体的にイメージしていきます。この時、噛み合わせや歯の大きさ、形、角度などもシミュレーションします。

プロビジョナルレストレーション

ワックスアップでデザインされたイメージに基づき作製された「仮の歯」を患者様の口内に装着し、実際の状態をシミュレートします。

この仮歯の装着は、単に歯がない期間を埋めるためだけではなく、歯茎の状態の改善、噛み合わせの機能性向上、お口全体のバランスの確認などを行う重要なステップです。この段階で修正が可能なため、患者さんのフィードバックを基に微調整を進めていきます。

計算し尽くされた「口元」でさらなる美を提供

患者さんの理想を追求する重要性についてはお話した通りです。しかし、患者さんの理想だけを追求するのでは、本当に意味で美しい口元は獲得できないと当院は考えています。

なぜなら、患者さんの心理として、「周囲から美しいと思われたい」という願望が根底にあると考えているからです。そのため、当院では、次のポイントを達成させることで、誰が見ても美しいと感じる口元を創造します。

Point1唇と歯の関係（Lip to Tooth Relationship）

笑ったとき、下唇のアーチと歯並びのアーチを一致させることで、口元の美しさを際立たせることができます。
著者: 山崎長郎クインテッセンス出版: エステティッククラシフィケーションズより引用

Point2ゴールデンプロポーション（Golden Proportion）

前歯の幅を「中切歯：側切歯：犬歯=1.6:1:0.6」の割合で配列すると、審美性が向上します。

Point3正中線と歯並びのバランス（Median line）

正中線とは、顔の真ん中のラインのことです。上の前歯の中心ラインを正中線に合わせると、全体的にバランスが取れた歯並びになります。

Point4生物的幅径（Biological width diameter）

口元の美しさには「歯茎」も重要な役割を担っています。
当院では歯茎の生物学的幅径に考慮した、適合性の良い被せ物を製作しています。

Point5歯の形

一つの歯の形が口元の印象を大きく変えることがあります。カウンセリングで収集した情報に基づき、歯の形態を決定します。

Point6歯の特徴付け

歯の形状は一般に想像される以上に複雑であり、この複雑な形に近づけることで、天然の歯と区別がつかないような仕上がりを実現します。

Pointo7バリエーション

審美セラミック治療に使用する素材が多岐にわたります。患者さんのお口の状態や理想に応じて、これらの素材を適切に選択します。
詳細については、料金表をご確認ください。

Point8肌の色とのバランス

患者さんの肌の色とのバランスを考慮しながら、より口元が美しく映える色合いの濃さ、深み、明るさ、彩度を細かく調整していきます。

Point9性別

男性と女性でそれぞれ異なる、理想とされる歯の形が存在します。これらはさらに細かく分類されるもので、詳細は後ほどご紹介します。

Point10年齢

個人の好みによって異なることがありますが、通常、年齢に応じた歯の形や色が存在します。これに合わせることで、より自然な口元の印象を演出することができます。

日本屈指の歯科技工士との連携

審美的に調和する歯は「歯科技工士」と呼ばれる専門家が製作します。当院では日本屈指の歯科技工士であるアーデントラボの代表　池本政直さんと連携して被せ物等を制作しています。歯科医師／歯科技工士向けのセミナー講師もしており、業界では高い評価を受けている技工士さんです。

代表池本政直／歯科技工士

経歴

1996年	行岡医学技術専門学校卒業 (有)デンタルクリエーションアート入社西村好美先生に師事し技術を学ぶ
1998年	大阪SJCD「テクニシャンコース」スタッフ従事
2002年	(株)松風リン酸塩系埋没材の開発に携わる
2003年	(株)松風「ウィンターセミナー」登壇
2007年	(有)飛鳥歯科補綴研究所入社大信貿易「ＺＥＮＯＴＥＣ」インストラクター従事
2008年	(有)タケモトデンタルラボ入社チーフマネージャー就任
2012年	日本最大の歯科グループ入社技術本部長就任
2015年	東京センター長就任ハイクオリティー技工部門リーダー就任 IDSドイツ国際デンタルショーサンプル展示株式会社ジーシーテクニカルアドバイザー従事
2016年	ISOI国際インプラント学会登壇
2018年	行岡医学技術専門学校同窓会学術講演登壇
2023年	合同会社アーデントラボ開設

「機能性」と「美しさの長期安定」を追求

セラミック治療によって肩こりや頭痛、腰痛や顎の疲れを訴えられる患者さんがいらっしゃいます。あまり知られていないのですが、治療によって噛み合わせが変化したことで、こうした症状が起こる場合があるのです。

当院では、お口全体のバランス・機能性を追求するために「初期治療の徹底」、「精密機器の活用」、「歯科技工士との連携」を行っています。これらは、治療後の美しさを安定させる意味でも非常に重要です。それぞれご紹介します。

徹底した「初期治療」

治療前に虫歯や歯周病が発見された場合は、まずそちらの治療を優先して行います。理由としては、歯肉が腫れた状態で歯型を採ると、お口に合わない被せも物が出来上がってしまい、本来の噛み合わせとズレが生じるからです。

精密機器の活用

当院では、治療精度向上および治療時間短縮のためにプライムスキャンやマイクロスコープを活用しています。

プライムスキャン

当院では、「プライムスキャン」を導入しています。歯科治療において重要な「印象（お口の型）」の取得を、早く正確に行うことができます。

従来の型採りのように、印象材を口に入れる必要がなく、お口の中をスキャニングするだけですので、患者さんの負担も大きく軽減されます。

プライムスキャンを導入することで、型採りの精度が格段に向上し、それに伴って治療の精度も高まります。さらに、治療時間の短縮も実現します。

下記よりプライムスキャンによる型取りの様子を動画でご覧になれます。

マイクロスコープ

セラミック治療後の長期安定性のために気を付けなければならないのは、虫歯や歯周病です。

セラミック治療は天然歯の上にセラミックの被せ物をするため、どうしても「隙間」が生じやすくなります。この隙間から虫歯菌や歯周病菌が侵入すると、被せ物の下で虫歯や歯周病が進行してしまいます。

そのため、被せ物をする際にいかに隙間を失くせるかが、治療後の長期安定性の鍵になります。
当院では、マイクロスコープを活用し、視野を拡大しながら治療を行います。例えば、肉眼とマイクロスコープの視野を比較すると下記のような違いが生まれます。

コラム「光」を味方に美しさを演出します

歯の形態（角度、厚み、長さ）を調整し、光の屈折度合いを利用し、視覚的に歯の形を自由自在に変化させる治療技術です。

例えば、歯を形成する際、口内の状態により「角度をもっとつけたい」「もう少し薄くしたい」「長さを短くしたい」「幅を狭くしたい」と思ってもできなケースがあります。

しかし、この光の反射を利用したイルージョンテクニックを駆使することで、他人が見る歯の形状を理想に近づけることが可能になります。

過去の治療に満足できなかった等ございましたら、お気軽にご相談ください。

「セラミック矯正」にも対応しています

セラミックで歯の色や形、そして歯並びまでも整える「セラミック矯正」を行っています。例えば、次のようなお悩みをお持ちの方は、セラミック矯正を行うことで、理想とする口元に近づけるかもしれません。

「すきっ歯」が気になる

前歯のすきっ歯を解消したいと思うと「矯正治療」を思い浮かべる方も多いと思います。しかし、セラミック治療でも同様の対応が可能です。具体的には、オーラルセラミック（セラミックの被せ物）を使用します。

下記の症例は、セラミッククラウン法（セラミックの被せ物）で「歯の白さ」と「歯の隙間」を改善しました。

価格は約165,000円(税込)。リスクとしては、過度の衝撃で割れる事があります。

「歯の形」が気になる

セラミック矯正では歯の型も整えることが可能です。この治療にはオールセラミッククラウン法（セラミック製の被せ物）が用いられます。

下記の症例は、オールセラミッククラウン法を使用して「歯の白さ」と「歯の形」を改善しました。

価格は約220,000円(税込)。リスクとしては、過度の衝撃で割れる事があります。

このように、歯の形、歯の大きさは、その人の個性を際立たせるものです。例えば、下記のように歯の形からその人のイメージを変えることができます。

ナチュラル型

日本人によく見られる歯並びのタイプでは、前歯の先端が一直線に並んでいる歯とそうでない歯が混在している場合があります。これは自然な歯並びと言え、口元を小さく見せる効果があり、若々しい印象を与えることができます。

ストレート型

白人に一般的な歯並びのタイプで、前歯の先端が全て直線上に配置されており、この特徴により口元がはっきりと強調されます。

クローズ型

日本の女優さんに多く見られる歯並びのタイプで、前歯の先端が全て直線上に並んでいるものの、歯と歯の間にわずかな重なりが見られるのが特徴です。このような歯並びは、出っ歯を改善したい方や、より女性的な印象を強調したい方に適しているとされます。

スマイルライン型

このタイプの歯並びでは、下唇のラインと前歯のラインが平行になっていることが特徴です。この並びは世界的に好まれ、一般に「ハリウッドスマイル」とも称されます。

歯の形や大きさの微細な違いが、個人の印象を大きく変えることがあります。当院では、このような要素を十分に考慮した上で、治療の提案と実施を行っています。

その他、「銀歯」や「天然歯」の色も整えます

「銀歯」を白くしたい方へ

セラミック治療は「銀歯」を白くしたい患者さんにもお勧めです。審美性はもちろん、金属アレルギーの心配もないため、身体に優しいというメリットもあります。

銀歯の詰め物(インレー)をセラミック素材の詰め物(インレー)に差し替えた症例
価格は約242,000円(税込)。リスクとしては、過度の衝撃で割れる事があります。

銀歯の被せ物(クラウン)をセラミック素材の被せ物(クラウン)に差し替えた症例
価格は約110,000円(税込)。リスクとしては、過度の衝撃で割れる事があります。

この他にもセラミックには複数の種類がございます。詳しくは料金表に記載しておりますので、ぜひそちらをご覧ください。

「天然歯」の色が気になる方へ

タバコ、コーヒー、お茶、ワイン、カレーなどの飲食物には着色しやすい性質があります。これらに対応する治療法としては、審美セラミック治療がありますが、もっと手軽に実施できる選択肢として「ホワイトニング（薬剤を使った治療）」や「PMTC（専用の器具で行うクリーニング）」があります。これらについてもご紹介いたします。