親知らずの抜歯 歯医者 江坂
2012年12月2日
日常の診療の中で、
親知らずを残している事が原因で、咬み合わせや顎関節に悪影響を及ぼしているケースを、よく見かけます。
確かに親知らず1本だけで診ると、抜かずに置いときたいですが、
その1本をずっと残しているが為に、
咬み合わせの力によって、他の歯の神経をとったり、また他の歯がしみたり、物が詰まったり…
本来、一生涯残したい歯が、親知らずの咬み合わせによってダメージを受けております。
立派に生えている親知らずを抜歯させて頂いた後、
ものすごく咬みやすくなったと患者様に喜んで頂けれると、私も嬉しいです。
咬み合わせとは「力」なので、虫歯や歯周病と違って「目に見えません」。
お口全体を、様々な角度から、
常に考えながら診療していなければ、気づきにくい所でもあります。